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KoshianXへ

少子化問題の本質は、魅力的な男性がいないから

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20140101/1388543317

 

 

KoshianXはたぶん世界の捉え方を間違えている。

まずカーストで考えるのが完全に間違えている。

上位男性・下位男性・上位女性・下位女性というくくりは

モテを語りたがる人間がよく使うが、はっきり言って無意味な概念だ。

我々は誰かと関係を作るとき、「この人は上位○○パーセントだな」などと思って

関係を作るわけではない。

「この子とはサッカーについてほんとうに楽しく語り合えるんだけどこの子は

ルックスカーストでは下位男性だから友達になるのはやめとこう」

なんてことはありえない。そんな基準で我々は人を判断しない。

「この人は下位女性だからこの人と恋愛するのはやめとこう」というのも

ありえない。

 

Koshianの話を聞いているとどうも「モテ」がこの世の絶対基準であり

それを基に世の中が編成されているとでも言いたそうだが、実態は違うだろう。

我々は誰かから性的に「選ばれる」ことに血眼になっているわけではない。

我々には家族が居り、友人が居る(私は居ないが)。家族との営みや、友人との友情や、

たとえばアイドルを応援すること、スポーツチームやスポーツ選手を応援すること、

ゲームに熱中すること、絵を描くこと、小説を書くこと、スポーツをすること、

もちろん仕事を頑張るということもあるだろう。

そうした営みたちの1つとしてセックスやオナニーがあるだけであり、

性的な営みが他の営みより頭1つ抜きん出ているなどということはありえない。

 

我々は他者をランキングで値踏みしないし、また人はセックス以外にも救われる

手段はいくらでもあるということだ。

 

非モテを語るうえでミシェル・ウエルベックの「闘争領域の拡大」は欠かせない。

フランス版・物語「電波男」とでも言おうか。興味があれば読んで欲しい。

私はこの本を読んでとても違和感を感じた。「性闘争」とは何のことであろうか。

我々は日常で性闘争などしているのだろうか。私はそうは思わない。

 

性的魅力というのは人を構成する一面でしかない。性的な面、とくにルックスだけを

見て人を判断するのは間違っている。ハゲ頭でむさい顔でも、とても家族を大事にす

る男性や、色黒で太っている肝っ玉母さんなどいくらでもいる。

ではそういったハゲ頭や肝っ玉母さんの配偶者は、「妥協」して結婚したのだろう

か?

 

「ブサイクだけどしゃーねーこいつと結婚するか・・・」 と?

 

私はそうは思わない。彼らは「この人と生活したい」「この人と家族になりたい」と

他者に思われたのだ。性的に選ばれたのではなく、人間として選ばれたのだ。

 

Koshianの話を聞いているとどうも、この「性的魅力」と「人間的魅力」を混同

していると感じる。だからチンパンジーやゴリラの話が出てくるのだろう。

だが一夫多妻制など、それが可能な国であっても、大変な神経を使ってその制度を

遂行してるのに、「イケメンだから」「金があるから」ぐらいで一夫多妻制が可能に

なるなどという考えは幻想である。ロンブー淳でも無理なのだ。なぜなら我々は人間

であるからだ。

 

m-matsuoka

魅力的な男性を他の女性と共有してもイイヨと考えている女性は、独占を望む女性に滅ぼされたから一夫一婦制が主流になってきたんだけど。薄い愛情空間なんて尼崎の連続死体遺棄事件のマンションみたいになるだけ。

 

だから、一夫多妻制でも少子化は解決しないし、またフランスの制度を取り入れても

徒労に終わるだろう。フランス式のやり方が正しく日本で遂行されることはない。

欧米のフェミニズムが日本に入って来た途端、歪んだフェミニズムになったように。

 

 

私はカースト論に常々反対しており、そこでKoshianがモテ界隈でよく見られる上位

下位の概念を持ち出して来たので、反論文を書いた。

電波男電車男も9年前の本である。はっきり言って効力を失っている本だ。

そういった本をいつまでも信じ続けていると、日本型フェミニズムと同じ末路を辿る

ことになる。つまり、最前線で起きている事象が判らなくなる。現在起こってること

がわからずに、数年前に用済みになった影響力の無い議論をいつまでもいつまでも続

けることになる。そういった失敗をオタク側も真似るのだろうか?電波男を聖典のよ

うに扱っていると、多くのものを見失うことになると私は思う。

非モテもそろそろ次のステージに移行するべきだ。

 

 

 

 

id:KoshianX