女性たちは権力勾配の頂点に立ったときに下からの突き上げに耐えられないのだから、女性が男性を追い越すことはありえない。

 

 

 タイトル通りですけど。男女平等・ジェンダーフリーリベラリズムを推し進め、「男性は男性性を捨てていいのよ」と言うことによって、弱者男性は増えるわけです。そうするとこれ、権力勾配の構図も変化して、男性が権力勾配の下の方に行って、女性が権力勾配の上の方に行くわけですな。そうすると、今度は「下からの突き上げ」を食らうようになるのは男性ではなく女性の方になるんですわな。左派リベラルフェミによると、権力勾配の下の方に居る者は、権力勾配の上の方に居る者に何をやっても良いらしいのですが、その理屈が本当に正しいのであれば、女性が権力勾配の上部に行っても、その理屈は貫き通さなければなりません。しかし、たぶん左派リベラルフェミは貫き通せないでしょう。女性が強者になった途端に、権力勾配の話がピタっと止むことは確実です。フェミニズムは今までそういうことをしてきたんです。「女性のデメリット」が判明するやいなや、自分たちが言ってきたことを放り投げ、ドロップアウトしてしまうのです。「やーめた」てなもんなんです。なので、権力勾配の話も後々になれば雲散霧消してしまうのは確実ですし、また、権力勾配の上部に位置することを嫌がった女性たちが、男性を追い越すことを諦めるのも確実です(彼女たちは家母長制世帯を作りたくないので)。男女平等・ジェンダーフリーとは、ハナから無理な話だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

権力勾配論者は、「じゃあ権力が逆転したときはどうするの?」という問いに対して回答を持っていないのでね。「あたしは権力を打倒する権利があるがあたしが権力になったら何人たりともあたしに逆らってはならない」

http://b.hatena.ne.jp/entry/341622772/comment/masudamaster

 

 

タバコの場合は、弱くなった喫煙者が再び盛り返すというのは難しいだろうけど、それ以外の分野については、「強者になったあなたにはもう正当性は無いよ」ということがいくらでもあるので、権力勾配論は欠陥思想。

http://b.hatena.ne.jp/entry/341625993/comment/masudamaster

 

 

「今回は俺が強者」とか「今回は俺が弱者」とかそういうやったりやられたりの権力ゲームをやるんじゃなくて、そのゲームよりもっとメタな基準、もっとメタなルールを作らなければダメなんじゃないの?

http://b.hatena.ne.jp/entry/341626600/comment/masudamaster

 

 

 

https://cdn-ak2.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/masudamaster/20170809/20170809123721_original.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

.